石川進造記念館

両親が、以前蓼科高原のバラクラ イングリッシュガーデンで顔見知りになったおぢいさんの個展を表参道のギャラリーでやっているということで、出掛ける準備をしておりました。


前から、どこでも見たことのない様な感性の、素敵な絵をお描きになるということは、頂戴したポストカード等で存じ上げておりました。

その朝は、「(原画だし、絵から)何だか元気が貰えそうだ!」と直感し、急遽、同行致しました。

桜、櫻、さくら、サクラ、圧倒される様な、もの凄いエネルギーを感じる絵に取り囲まれ、包み込まれ・・・快感↑↑↑


そして、ヅカヅカ近づき食い入るように見たり、また、離れたり、色々な見方で、脳みその色々な部分で楽しんでおりました。

今は、桜を描かれることに夢中だそうですが、以前描かれた様々な絵もとっても魅力的です。

特に、この絵に強く惹かれました。


色彩なのか、この力強い野趣溢れる植物なのか、自由に飛び廻る鳥なのか、はたまた、どこまでも遠く続く展望なのか・・・その全てが、今のわたくしにとって、とてつもないエネルギーをくれるのでしょう。

その丸顔のかわいいおぢいさんは、「その絵はね、私もよく描けたと思ってね、買い戻そうとしたら、『ヤダ!』ってんですよ。」とのんびりニコニコ仰るので、(・・・あったりまえだ!)と思い、今はどなたかが所有されていることに、力が抜けてしまいました。

「(個展が近づいて来ると)もう、どうしようかと思ってね」必死で色を塗っている様を勝手に想像し、ニヤニヤしておりました。

帰り際、「『イヤだ』と言ってるのに、会社が、”石川進造メモリアルミュージアム”というのをホームページに作ったんですよ。ヒキフネで出てくるから。」と教えて下さいました。

早速帰宅後、またもおぢいさんの絵の圧倒的な世界に浸りたいと思い、検索。
これは、中毒性があるなぁ~ハハハ

ハハハ・・・おぢいさんは、とても立派な、わたくしが常々世界に進出してどんどん活躍して欲しいと願っている様な、立派な企業の、「会長」さんでした!
しかも、「現代の名工」という肩書き付きの!

「どうして2005年から絵をお始めになって、こんなにお上手なのですか?お仕事で製図をされていたのですか?この構図が良いんですよね!」等とペラペラ喋り、「製図はしてないよ、メッキ屋だからね。」「ふぅ~ん。」とやり取りしておりましたので、恥ずかしくて、穴が有ったら入りたいところでございます!

【石川進造記念館】
http://www.hikifune.com/memorial/index.html
http://www.hikifune.com/memorial/picture.html

石川進造画伯(もう、二度とおぢいさんとは言えません)の絵画が、沢山見られます。

どの絵を見ても、鮮明な色彩や、迫力有る構図、石川進造画伯の目に映る世界は、何と冒険に満ちていて、スリリング、なのに、包容力が有って落ち着くのでしょうか?!

どうぞ、ご堪能下さいませ♪