美を結ぶ。ひらく。 鍋島 平面

平面と言ったそばから何ですが、この瓢箪も素晴らしいです。


この賑やかな南蛮船と南蛮人柄もとても細密ですが、


以下の絵皿は、デザイン性のかっこよさに脱帽致します。



精緻な技法で、デザイン性が高い。



この立体表現、当時としては画期的です。不思議な感覚に陥ります。


高い技術力で鳥の愛らしさを表現し、でも、スタイリッシュさを感じさせます。


小川の流れに身を委ね集まる紅葉、その風情溢れる様を、ここまでロックに表現するとは・・・そして、それに共感し、喜んで受け入れる藩主や将軍家のセンスには驚かされます!!



こちらも、大好き。惚れ惚れ。


この古典的な縁起物モチーフも、鍋島の手に掛かると、こんなにかっこいいデザインになってしまいます。


そして、こちら☆この造形、この形!そしてこの画!この配置!モダンでございます!!どの様にこんなに先進的なデザインを当時思い付いたのでしょう♪


同じデザインも、彩色によって、がらりと雰囲気が変わります。


古典文が、ここまで図案化されてかっこいいとは!


図案化でございますね~


脚も研ぎ澄まされたデザインです。



数々の鍋島を拝見し、この洗練されたデザインにあって、透き通ったパライバトルマリンカラーが際立ち、残像が鮮やかに刻まれました。
お次は、染色です。