美を結ぶ。ひらく。 琉球 びんがた

一色の型紙だからこそ、画の素晴らしさが一目瞭然です。



わたくしの手袋は、伊勢型紙で、江戸時代に羽織の裏地に使われた鋏柄「悪いものを断ち切り、我が身を守る」という意味があるそうですが、このロックなデザインなのにかわいい♪一目惚れしたものです^^


周りの網で、図案を浮かしつつホールドしているのだ、と知った型紙。


天井から映写されていた型紙では、この網が見易いです。こんなに繊細な事情があったとは、驚きました!


ただ、この型紙を使って、どうしたら上手く、色を乗せ、美しい絵柄が完成するのか、未だ想像がつきません。

同じ柄でも、色が違うと、こうも雰囲気が違うものですね^^



自分の好みの品を選んで撮影したので、当然そう感じるのでしょうが、美しい色ですね~



経年変化の魔法も手伝って、この色になるのでしょうか。


現代の紅型とは、そもそも染料が異なるからなのでしょうか。


琉球で、雪柄!!


明代から冊封関係にあった琉球ですので、中国の豪華さと、日本の優美さを併せ持つと言われるようですが、確かにそれを見て取る事が出来ます。


どの様なびんがたが朝貢されていたのか考えると、わくわく致します。


周辺国と盛んに交易し、各国の更紗を始めとした染物を手にしてきた、琉球独自の研鑽によって生み出された、染色方法がびんがただそうです。



次回は、ガラスモノです。