ふしぎ・かわいい・へそまがり@府中市美術館

雰囲気のある旧甲州街道を走行しながら「ほぼ皆既月食」も同時進行し、宇宙と同調するような神秘的なひと時を過ごしました。


その日は、府中の森公園にある、府中市美術館に、念願叶って行って参りました。


展示物の入れ替えがあるため、前期・後期、両方行く積もりでしたが、骨折したうえに松葉杖で、松葉杖が二度と突けない大怪我(?)をしたため、前期は涙を呑んで逃しました。

事前連絡の上、障害者用地下駐車場をありがたく使わせて戴きました!


車椅子が要るかお聞き下さったのですが、松葉杖の前例もあることですし、固辞致しました^^;コワイコワイ

興味深い企画の意図「動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり」が、あまりにも好きすぎて、すごい絵を目の前にしても、感受性が上滑りしていくようなヘンな感覚になりました。 緊張していたのでしょうか^^


http://fam-exhibition.com/doubutsu/
しかも、売店が閉まって(徳川)家光さんの絵のバッグや、豆本を買えなかったらどうしよう、などと気も漫ろになってしまっていたのも事実です^^;

府中市美術館の学芸員さん達の素晴らしい感性に導かれ、心の琴線に触れる作品に囲まれ、「ふしぎ・かわいい・へそまがり」の世界観に同調していると、なんとも心地よいものです♪

買えて安心!うれしいです!!


ほら、またあの子♪ 妖精の様なうさちゃん♪


府中市美術館著のこの書籍、もぅ~たまりませんっ!!

(徳川)家綱さんの鶏と、家光さんの鳳凰。


家綱さんの鶏の親子   ピヨコがトンボをつかまえました。


仙厓義梵さんの布袋様  (やぁ~だぁ~)というのが鑑賞の第一声でした。


風外本高さんの涅槃図  釈迦の臨終でがっかりし、ふにゃふにゃになっている皆さん。確かに、的確な表現ですね、かわいいですけれど。


そんな本高さんのトラは、「にゃぁ~」と寄って来そうです。


狩野山雪さんのフクロウちゃんと、お友達。 もふもふしたくなります♪


こちらが豆本!鍬形蕙斎さんのやさしく、ふんわりしながらも洗練されたラインに感じ入ります。





家光さんに加え、長沢蘆雪さんのワンワンも・・・一石二鳥(?)なクリアフォルダ。



色に惹かれました。 おさるさん達を首に巻きます♪


日本のKAWAII文化は、禅画に見受けられるように、長い歴史に培われ、奥が深いものですね^^ 
もう一回じっくり堪能したいものでございます!!