°˖✧掛札誠子先生✧˖° >リコーダー奏者、ビーズアクセサリー作家、ドイツ語通訳・翻訳者

京王百貨店新宿店6階「ギャラリー・工芸サロン」は、当店売場の目の前だったのですが、素適な出逢いがございましたので、ご紹介致します♪


掛札誠子先生 肩書が、リコーダー奏者、ビーズアクセサリー作家、ドイツ語通訳・翻訳者と沢山ございますが、今回は、ビーズアクセサリー作家としてお越しでした(とは言え、会期中ドイツ語の新規生徒さんが名乗りを上げていました!)。


よく「針に糸を通すのに難儀する」と聞きますが、目も指も、スムース! そしてバイタリティに溢れていらっしゃる^^


そして、とってもお洒落☆  靴の色までコーディネート!


毎日、作品とファッションのコーディネートで、目を楽しませて下さります^^



作品の色彩や造形、ご本人の人となりや豊かな感性はどこから来たのか、と文化的背景に興味が湧きました。


50年間ドイツにいらしたそうで、年金もドイツから出ているとのことで、それだけでも特別感がございます。


芦屋で生まれ、間もなく軍人の父と共に上海の日本租界へ・・・というクラス。


日本女子大学卒業後は、「音楽なんて邪道だ!」という父親に反抗し、「宗教音楽」を学びに渡独。 リコーダー専科だったそうです。


音楽や日本語を教える際に編み出した独自メソッドや、長年培った彫金やビーズの技術然り、感性・知性・品位・教養・ユーモアーがお有りで、お話を伺っているだけで心地よいのです。

ヨーロッパの伝統工芸であるビーズは、本場となると、ビーズを立体にしていく能力や技術が求められる様です。
ドイツでも教えていらしたそうですが、お仲間には、立体図形に興味を持ち、新たに考案される物理学者か数学者がいらしたそうです。


大好評のテキストの「図面」を拝見し、奥深い魅力を、頭で理解致しました。

やはり、本物に触れると、本場の文化は違う、と感じます。


スワロフスキーのコンテストに出品する場合、「図面」を送るとスワロフスキークリスタルが送られてきて、製作されるとのこと。
当受賞作:カルメンに捧げる は、スワロフスキーで保管されているそうです。

プレゼントして下さったチェコビーズを利用された作品は、ブラックライトで妖しく光ります☆


※ネックレスやブレスレットの留め金部分は、「カプセル(ビーズで作ったチューブ)」を作って下さり、ピアスのフックも、素材をチタンや樹脂に変更して下さりますので、金属アレルギーの方も安心です^^

指が綺麗に見えます!


天然石もちゃんと石座に嵌っています。


素適なハートは、リバーシブルです。


わたくしは、ヨーロッパの紋章を連想致しました。


最終日、このハートを入手してバッグに入れ、搬出の際車を取りに駐車場へ向かっていたところ、前を歩いていたチュニジア人が、突如くるっと振り返り、道を尋ねつつナンパしてきました。

着用したらどのようなことになるのか、空恐ろしい^^;

こんなに素敵で、お洒落、信頼・尊敬する方の作品(エッセンス)を身に着けられると思うだけで、気分上昇でございます↑↑↑

http://www.beads-atelier.jp/
https://www.instagram.com/s.kakefuda/?hl=ja

アマゾンで、掛札先生ご編曲のリコーダー版と、チェンバロ版の「春の海」の楽譜を見付けました!

実は、店主のボウタイ、わたくしのパリュール、カスタムオーダー致しました♪ ウキウキ

本日、先生から「カプセル(上述、写真中央)」が届きました! お忙しいところお心配り戴き、感激でございます^^
金属が直接肌に触れないのみならず、美的↑↑↑


この写真を見て思い出したのですが、先生は、ウェディング用の作品も作って下さります☆ 
あらゆる人生の素晴らしい一コマに、掛札誠子先生の魔法を♪