36069歩の旅=3=3 >蟻の塔渡り~剣の刃渡り~八方睨み~戸隠山~九頭龍山~一不動

『清子さん 安らかに眠れ 山の友』と書かれたメモリアル板が置かれており、(これを見るから、皆怖くなるのだ!他の人も次々落ちるのに、特定の故人を弔うのもどうかと思う・・・)と思っていたのですが、

道幅1m未満の難所「蟻の塔渡り」で…約200m滑落し50代男性が死亡【知っておきたい!】(2023年10月9日) https://www.youtube.com/watch?v=OrP_T8ipFs4

次第に、(一体何処の登山家が、自分の致命的なミスを皆に広められ嬉しいものか!山の友って、真の友か?)と憤りすら感じました。

極度の高所恐怖症(2階の踊り場から階下を覗くことすら出来ず、首都高の渋滞で卒倒寸前)のわたくしですが、恐怖心等と言うよりも、(これは一体全体どうやって渡るのだろうか・・・)と途方に暮れた、というのが素直な感想です。

怖いと思ったら引き返せ、と一般的に言うようですが、あの垂直の道を、また引き返すのは、あまりに大変で、到底気が進みません。

【空撮】蟻の塔渡り 戸隠山  https://www.youtube.com/watch?v=Mi1AFzS_LTw


強風の影響を受けない様キャップにし、鼻水が垂れて集中が途切れない様マスク着用、荷物は軽量でコンパクトに(L.L.Bean Stowaway Ultralight Day Pack https://www.llbean.co.jp/outdoor/camp-hiking/backpack/g/1000070748.html)足元は、暖かく、脚を岩で傷付けない様裏起毛のスーパーストレッチジーンズ(おススメ☆ANTGAUGE Olivia Heat https://www.antgauge.jp/shopdetail/000000000703/23_warm/page1/brandname/)、そして、礫をグリップする五本指トレッキングシューズ(vibram fivefingers V-Treck https://www.vibram.com/jp/en/shop/activities/trail-running/v-trek-womens/W74_MilitaryPurple.html)で臨みました♪

特に蟻の塔渡りに対応した装いでしたが、意外と、達人達の履物は、靴底がまるで反らない(トレッキングシューズではなく)登山靴的なカチコチに固い靴を履いている様で、前回の写真に写っていた方は、Timberlandのワークブーツで、そもそも登山用ではありませんでした。


蟻の門渡りは、幅50cmで、と紹介されるのですが、実際は、礫のボコボコの上を歩くので、拳骨の連なる上を歩いていく感覚でした。
しかも、拳骨の連なりは、有ろうことか、「下り」「下がっていく」箇所が有るのでございますっ!!
これに対応するのは、案外、靴底が礫を捉えない方が、影響を受けず、バランスを保ち易いのかもしれない☆と閃き、次回、カチコチの登山靴で実験しに、再来を決定☆彡

戸隠山 蟻の塔渡りで自撮り棒にGopro付けて撮影してきました。  https://www.youtube.com/watch?v=2VZN3oRZVVw

岩好きにとっては、たまらない山だということを確認した素晴らしい動画ですが、(まさかこんなだったとは・・・)全貌を知って再び渡る気にはなかなか・・・^^;;

動画をご覧になると、中程の岩の継ぎ目の様な部分が有るのですが、わたくしは、此処に下りて潜み、一休みしながら、人が来るとひょっこり顔を出し「どうぞ、お先に~♪」とやり過ごし、人々の技を観察致しました。

今思えば、やられた方はギョッ!としてたまらないだろうと反省しております。
無事渡られて良かった・・・案外、かっこ悪いところは見せられまい、と張り切って、安全だったりして^^
あの上でくるりと横を向き、スタイリッシュなポーズで遠景を撮影されている強者もいらっしゃいました!

しかしながら、あの切り立つ岩壁の、岩の窪みに下りるとは・・・想像するだに恐ろしい!
『岩を乗り越えようとして墜落した』って、まさか、あの岩か?!

終わってしまえば、こちらのもの~♪


高く上がりました。


爽やかですね^^


戸隠山 山頂 こちらで出会った方(他の方々も)は、蟻の塔渡りは「怖かったので、四つん這いでした。」と仰っていましたが、四つん這いは、ちょっと風が吹いたら即バランスを崩し、コロッと行くので、かえって怖くて出来ませんでした。


白馬でしょうか、美しい。
何でも事後ビックリ!なわたくしですが、妙高戸隠連山国立公園って、直ぐ新潟、日本海、随分遠くまで日帰りしたものです^^;


蟻の塔渡りのみならず、其処彼処、断崖絶壁でございます。


延々歩かされ、ウンザリ!実は、どこが九頭龍山だったのかすら分かっておりません^^;


出会った山の猛者たちの呟き、笑えました^^
「はぁ、また鎖場か・・・」
「ここまで随分時間が掛かってしまったから、帰るのが遅くなるだろうな・・・」