ミリアム ハスケル 揺れるパール イヤリング [41-23-8]

ミリアム ハスケル 揺れるパール イヤリング [41-23-8]

商品詳細

アンティーク エバーランド

品 番
 41-23-8
年 代
 1960s
生産国
 アメリカ合衆国
生産者   ミリアム ハスケル  Miriam Haskell 
素 材
 フェイクパール、ラインストーン、ゴールドメタル
寸 法
 全長:4.5cm、揺れる部分:2.4cm
ひと言

 アメリカン・コスチュームジュエリーの女王と呼ばれるミリアム ハスケルですが、
 そもそもその意識の高さが、女王と呼ばれるに相応しい卓越した数々の作品
 を世に送り出させたのでしょうか。
 一貫して、「本物以上に最高のジュエリー」を追求し、「コスチュームジュエリー
 は模造品を使用した物」という認識を変え、貴重なジュエリーとして捉えていた
 様です。
 コスチュームジュエリーに対する並々ならぬ愛情が、素材の仕入れや、加工方
 法の追求、パーツを接着剤を用いず細いワイヤーで留める方法、そのワイヤー
 ワークを美的にそっと隠すためにもう1枚プレートを貼る・・・等の工夫へと駆り立
 てた様に感じます。

 ハスケルお得意のバロックパールが、動きを伴い、魅力的な作品です。
 当初、フェイクパールは、ガラスの産地:ボヘミアやヴェネチアで、ガラスの核に、
 魚の鱗(エッセンス・ド・オリエント)から採取する箔の粉末をペースト状に溶かし
 たものを幾重にも塗りつけ、作られていた様ですが、ハスケルは、1950年前後よ
 り、なんと、大阪等のガラス工場で作られた日本製のものを多用した様です。
 Made In Japanの品質の高さに、いち早く目を付けるとは、さすが、ハスケルです。
 思わず、嬉しくなってしまいます。
     
 大きな葉っぱに、小さな葉っぱを重ねた様な、有機的な要素が、ハスケルの作品
 が生き生きとして魅力的に見える要因のひとつかも知れません。