品 番
|
SC1-900
|
年 代
|
1950s
|
生産国
|
アメリカ合衆国
|
生産者 | ミリアム ハスケル Miriam Haskell |
素 材
|
フェイクパール(直径:0.6cm)、ゴールドメタル
|
寸 法
|
全長37〜42.5cm(留める箇所により調整可能)
|
ひと言
|
アメリカン・コスチュームジュエリーの女王と呼ばれるミリアム ハスケルですが、 そもそもその意識の高さが、女王と呼ばれるに相応しい卓越した数々の作品 を世に送り出させたのでしょうか。 一貫して、「本物以上に最高のジュエリー」を追求し、「コスチュームジュエリー は模造品を使用した物」という認識を変え、貴重なジュエリーとして捉えていた 様です。 コスチュームジュエリーに対する並々ならぬ愛情が、素材の仕入れや、加工方 法の追求、パーツを接着剤を用いず細いワイヤーで留める方法、そのワイヤー ワークを美的にそっと隠すためにもう1枚プレートを貼る・・・等の工夫へと駆り 立てた様に感じます。 また、「実際に着けてみると、女性が美しく見えるように計算し尽くされて作られ ている」とは本当だ、とつくづく実感致します。 ハスケル独特の表情豊かなバロックパールに、さらに華やかさや、活動的な雰 囲気を感じさせるチェーンが2本加えられています。 当初、フェイクパールは、ガラスの産地:ボヘミアやヴェネチアで、ガラスの核に、 魚の鱗(エッセンス・ド・オリエント)から採取する箔の粉末をペースト状に溶かし たものを幾重にも塗りつけ、作られていた様ですが、ハスケルは、1950年前後 より、なんと、大阪等のガラス工場で作られた日本製のものを多用した様です。 Made In Japanの品質の高さに、いち早く目を付けるとは、さすが、ハスケルで す。 思わず、嬉しくなってしまいます。 また、シャネルのパールはナチュラルなクリームカラーのものが多いのに対し、 ハスケルのパールはピンクやグレー等のカラーパールが多いのも特徴と言えます。 また、ハスケルを存分に楽しむ為、美しい留め金部分を、その日のファッションや お顔の調子に合わせ、前や横に持って来るのも宜しいかと存じます。 |
ミリアム ハスケル 3連 ネックレス [SC1-900]
ミリアム ハスケル 3連 ネックレス
[SC1-900]