シルバー ブレッド フォーク [42-13]

商品詳細

アンティーク エバーランド

品 番
 42-13
年 代
 c.1930年
生産国
 イギリス
素 材
 シルバープレイテッド
寸 法
 全長:15cm、ハンドル幅:5.8cm、フォーク幅:4.7cm
ひと言
 
 
 ブレッドフォークは、パンやケーキを切る時に押さえる為の道具です。
 また、切り終えたケーキを、ケーキサーバーで取り分ける際に、必要とあら
 ば、ブレッドフォークを添え、支えながら取り分けると、プレートの上でケーキ
 が思わぬ方向にひっくり返ってしまう様な事態も防げるかと存じます。

 全体的に重厚感を感じさせる英国ならではの雰囲気を放っております。
 「ブレッド」用フォークだけに、植物の力を感じさせる様な、モチーフが用いられ
 、描写も生き生きと植物の力を伝え、纏まり良く配置されております。
 ハンドル部分をご覧戴きますと、豊穣のバスケットがございます。
 中には、ざくろの実と麦の穂が入っております。
 ざくろの実は、農業の女神ペルセポネー(ギリシャ神話=プロセルピナ ロー
 マ神話)が春になると地上に戻ってくるということのシンボルであり、春の回帰
 と、大地の回復というシンボル的意義より、キリスト教では、不死、復活のシ
 ンボルとされて来ました。
 麦の穂は、豊穣や大地の女神デメテル(ギリシャ神話=ケレス ローマ神話)
 を象徴し、実りや豊かさの象徴です。
 実りや、豊かさの願いを込めて、よく用いられるモチーフです。

 感謝や祈りを込めて、パンを一層美味しく戴けそうな、面白い道具です。