品 番
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45-8
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年 代
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20世紀初頭
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生産者 | 葉部分に作者名記載あり(解読不能。VAN BORDKE?) |
素 材
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鉄、ガラス
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寸 法
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高さ:48cm、底部幅:38cm
グラス 深さ:18cm |
ひと言
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鉄を叩いて作られた(鍛金)、薫る様なローズのイパーンです。 下方から、葉や枝、花と蕾、葉、蕾の様にさり気無く段々になっており、大変 に美しい立体的な造形でございます。 数えたところ、ひとつのローズは、約20枚の花弁から成っており、ローズの花 は5つ、蕾は6つ、絶妙のバランスで付いております。 鉄を叩いて、どの様にすれば、大輪の薔薇を始め、この様な生き生きとした 植物を作る事が出来るのか、不思議でございます。 また、鉄独特の黒に近いこげ茶色が、上品で、環境と調和しながら、個性を 放っております。 鉄のイメージを覆し、美しいものという位置付けにしてしまうあたり、エッフェ ル塔を想い起こさせられます。 なお、グラス底部は、補強されており、鉄とガラスが接触することへの万全の 対策も採られております。 お花を活けてイパーンとして、シンプルにオブジェとして、シックな美の空気感 をご堪能下さいませ。 |
イパーン 薔薇 [45-8]
イパーン 薔薇
[45-8]