インセクト ジュエリー　蜘蛛　リング [49-26-2]

昆虫は、どの時代に於いても人気の有るモチーフですが、ヴィクトリアン後期には、自然主義を基調とする、蝶、蜻蛉、蜂、蜘蛛等のインセクトジュエリーの流行があった様です。
そして、その流れが、アール ヌーヴォーへと繋がって行ったそうです。

どことなくユーモラスで、可愛らしい蜘蛛のリングです。
動きまで感じさせる蜘蛛の体の立体感や、ふわふわと生えた毛の質感迄も感じさせる精緻な表現は、見る者に凝視する楽しみを与えます。

眼はダイアモンド、背はルビー、腹はペリドットと、補色を組み合わせ、互いの色を引き立てあう相乗効果：補色調和で、色彩的にも、心を捉えて離さない魅力を感じさせられます。

ルビーは『情熱』『勇気』『仁愛』『美』『優雅』、ペリドットは『夫婦の幸福』『和合』『歓喜』『安心』等の石言葉が有る様です。

指に止まった蜘蛛、思わず目を惹く、ミステリアスであり、ユーモラスな、面白味の有るリングです。