エドワーディアン ダイヤ 3ストーン リング<鑑別書付> [SC2-245]

エドワーディアン ダイヤ 3ストーン リング<鑑別書付> [SC2-245]

商品詳細

品 番
SC2-245
年 代
c.1910年  エドワーディアン
製作国
イギリス
素 材
ダイアモンド(直径:5mm)1石、(直径:4mm)2石、18金
寸 法
リングサイズ:11号(サイズ調整可能なデザインです。)       石座 縦:5.5mm 横:13mm
ひと言

素晴らしい輝きのダイヤが、何とも言えず、安定感・安心感を感じさせる雰囲気を放っております。
古典的でいて、新しい。
その理由は、特徴有る、シャンクのデザインに隠されているのではないかと存じます。
第一印象で、ギリシャはアクロポリスの丘に立つ、パルテノン神殿の、ドーリア式の柱を思い浮かべました。
リング円周の、半周より、気持ち少ない程度に、装飾が施されており、指に嵌めた時に、さり気なく見える“くびれ”が、とても魅力的です。
線の刻まれた部分:6.5mm、石座:13mm、線の刻まれた部分:6.5mmと、1:2:1の黄金率で、デザインにバランスが齎されます。

シャンクのみならず、石座の細工も、クラフト感溢れ、実に、あたたかみや、柔らかさを感じさせるものです。
肌馴染みの良いマットゴールドに、石の周りは白いうえ、かわいらしいポコポコとした突起がございますので、石が大きく見えます。
認知心理学で言うところの『錯視』効果ですが、石と地金の境目が、撮影で苦労する程、見分けがつき難いです。
硬質な美しさのダイヤを、円かなる表現で極めております。

「侵しがたく、何ものにも負けない」その比類なき強さに裏打ちされた、神々しい美しさ。
ダイアモンドという語は、ギリシャ語のアダマス(adamas)という『侵しえぬ』『征服する事が不可能』を意味する言葉が語源で、ラテン語のディアマス(diamas)『打ち勝てないもの』といった意味が含まれているそうです。
特に、無色透明のダイヤは、その硬さ、無垢さから、永遠の絆を象徴すると言われております。

ダイヤとカットの質は、極めて高く、ブリリアンス、ファイアー、シンチレーション・・・めくるめく煌きや、天上の虹色の渦に巻き込まれます。
安定感のあるデザインに、眩い光を放ち、常に動きを感じさせるダイヤが、静と動の絶妙なバランスで、訴えるものがございます。
当時、3ストーン、5ストーンのハーフ・フープ(half-hoop)シェイプは、長い事愛好された様ですが、当リングは、抜きん出る個性があり、特別感を感じさせます。

『宝石鑑別書』には、下記事項が明記されております。
○鑑別結果  鉱物名:天然ダイヤモンド
○外観特徴  透明・無色
○形   状  オールドヨーロピアン・ブリリアント 3個  リング