マクベス エヴァンス　アメリカン スウィートハート　ランチョンプレート（中） [50-25-1]

ミルキーな半透明のオパレッセントグラスに、美しい絵柄が浮かび上がり、暫し心が浮世から離れてしまいます。
羽化したばかりの蝉の羽や、天女の羽衣を髣髴とさせる、それは、それは、美しいガラス皿です。

マクベス エヴァンス グラス社は、1899年、ペンシルベニア州シャルロイにて創業。
大恐慌の起こる1929年以前は、手吹きガラスを生産していましたので、その技術を生かし、機械化後に“depression glass（大恐慌時代に作られた優れたガラス製品）”として、親しまれました。
1936年、Corning Glass Worksと合併しました。

この半透明の白いガラスは、“Monax”という同社独自のものです。
所謂純白のうえ、オパレッセント効果で、美しいブルーに見え、大変に幻想的です。

一見花盛りの様な模様は、近くで良く見ると、入り組んだペイズリー、スクロール（scroll）やカリーク（curlicue）：渦巻き型の装飾であることが分かります。
縁が、スキャロップ（scalloped）：帆立貝型をしており、模様のデザインと良く合っております。

ランチョンプレートという名称ですが、様々な場面に馴染み、活躍してくれることと存じます。
また、繊細な雰囲気と相反し、丈夫な作りですので、安心してお使い戴くことが出来ます。