純銀 ティー キャディー 茶葉容れ [42-19]

純銀 ティー キャディー 茶葉容れ [42-19]

商品詳細

品 番
42-19
年 代
1904年  エドワーディアン(刻印あり。)
製作国
イギリス  バーミンガム(刻印あり。)
製作者
Charles S Green & Co.(刻印あり。)
素 材
純銀
寸 法
縦:5.3cm、横:6.8cm、高さ:8cm
ひと言
Charls S Green & Coは、Charles S. Greenが、息子や兄弟と共に、1905年創業。
Birmingham Assay Officeには、1904年〜1986年迄の記録が残っているそうです。
政府機関によって、登録の時期が微妙に異なる様ですが、当ティーキャディーは、間違いなく、同社誕生直後の作品です。
妻のWinifredは、豊かな才能で同社に貢献したアーティストで、初期パターンをデザインしました。
当ティーキャディーは、妻のデザインと思われます。

当ティーキャディーの作られた1904年は、アメリカのセントルイスでオリンピックが開催された年で、次の1908年の開催地は、イギリスのロンドンと決まっていた頃合です。
側面には、ギリシャ神話の世界が刻まれているのですが、何回見ても、パルテノン神殿の在るアクロポリスの丘から、松明(トーチ)が段々遠ざかって行く、聖火リレーを表している様に思えてなりません。

各シーンは「2本の笛でファンファーレを吹く人」「焚き火をする女神」「アクロポリスの丘で槍を担ぐ人」「松明を持つ女神」「岩を担ぐ人」「ハープを奏でる女神」「松明を運ぶ人」「天使を背に乗せた獣人」と移り変わります。

空、雲、山、地、木、草、花、建物、動物の細やかな描写には、心躍るものがございます。

なかなか見掛けない小型ティーキャディーですので、絵柄の面白さと共に、サイズ面でも、小さいものをお探しの方には、お薦めです。