品 番 | SC2-291 |
年 代 | c.1920年 |
生産国 | イギリス |
素 材 | グリーン アゲート(縦:19.5mm、横:9mm)、 マルカジット(直径:1.5mm)14石、シルバー |
寸 法 | リングサイズ:7.5号(サイズ調整可能なデザインです。) 装飾部分 縦:20mm、横:11mm、高さ:5mm |
ひと言 | 光の取り込み具合によって、アゲートの、グリーンの加減が大きく変わります。 底から発光しているかの様に目に映り、まるで生きている様です。 “魔法の石”“妖精の石”といった風情がございます。 シンプルで効果的なカットが、美しい濃淡を作り出しております。 幻想的でやわらかい光のグリーンアゲートを、メタリックでシャープな輝きのマルカジットが挟んでおります。 「マルカジット(マーカサイト、marcasite:白鉄鉱)」と呼ばれるこの石は、実は誤称で、鉱物学上のそれではなく、実際は金属性の光沢を持つ「アイアン パイライト(iron pyrites:黄鉄鉱)」です。 当初は大変稀少とされていたダイヤモンドの代用品として登場した様ですが、シャープな光輝きは、ダイヤとは全く異なる魅力がございます。 幻想的なグリーンは、指を色白に、 細長いマウントは、指を長く、飾ってくれます。 “肩”には、薔薇の花と葉があしらわれ、花の中心にマルカジットがキラリ煌きます。 このリングの作られた時代背景を思い浮かべると、世紀末、植物等を想わせる曲線を多用し、有機的で凝ったデザインのアールヌーヴォーから、反動で、近代化の波に乗って生まれた、すっきりシンプル、直線的・幾何学的なデザインのアールデコが流行した時世です。 また、当リングは、優美なデザインや細やかなミルグレイン等、エドワーディアンの名残も感じます。 |
グリーン アゲート マルカジット リング [SC2-291]
グリーン アゲート マルカジット リング
[SC2-291]
商品詳細