品 番 | 53-23-4 |
年 代 | c.1860年 ヴィクトリアン |
生産国 | イギリス |
素 材 | コロニアル貝、18金 |
寸 法 | 縦:39mm、横:31.5mm、高さ:13mm |
ひと言 | ギリシャ神話、ゴルゴン三姉妹の三女メデューサは、無数の蛇から成る髪、見た者を石に変える宝石の様に輝く目、猪の歯、青銅の手、黄金の翼を持つとされ、その恐ろしい顔は、しばしば魔除として用いられました。 特に、ギリシャ・ルネサンス様式の建物の壁や床、絵皿等に多く見受けられます。 守神として、呪術的な意味合いを持っていた様です。 さて、当カメオのメデューサは、 光を通す、艶やかなアプリコットカラーをバックに、 穏やかで静かな、強くやさしい表情を浮かべております。 凛々しさすら感じます。 その気高い表情を見ているだけで、守護されている様な、安らかな気持ちになります。 貝の色味を生かし、髪、蛇、黄金の翼が、立体的に刻まれております。 魔物を見据えるドラマティックさがございます。 ハンサム メデューサ! 個性的な四角いフレームには、モダンな刻みが入り、溢れる力を感じさせます。 曲線的な衣服に取り入れると、とてもかっこいいです。 19世紀のカメオについては、フレームにも重きを置いていた事が伺えます。 カメオは、流行が盛んとなる18世紀から19世紀初期は、ゼウスやヘラクレス等英雄的・男性的なモチーフが多く、19世紀中期から後期は、ヴィクトリア女王即位の影響と言われるように、ギリシャ神話、妖精等優美で女性的なモチーフが好まれた様です。 カメオ好きのヴィクトリア女王は、イタリアから優秀なカメオ職人を召集したため、イギリス国内でも多くの優れたカメオが作られるに至った様です。 シェルカメオについては、15、6世紀頃、地中海の漁師が作り始め、18世紀後半から、ストーン・カメオを模して作られる様になったとの事です。 ※18金チェーン付ですので、直ぐ、ペンダントとしてもお楽しみ戴けます。 ※ブローチとしてご利用の際、落下防止用シリコン製留具も一緒にお届け致します。 |
メデューサ シェル カメオ ブローチ ペンダント 18金チェーン付 [53-23-4]
メデューサ シェル カメオ ブローチ ペンダント 18金チェーン付
[53-23-4]
商品詳細