品 番 | 53-23-2 |
年 代 | c.1960年 |
製作国 | イギリス |
素 材 | アゲート(瑪瑙)、ダイヤモンド(ステップカット6石、ブリリアントカット12石)、プラチナ |
寸 法 | 縦:33mm、横:55mm、高さ:5mm |
ひと言 | 美と愛の女神ヴィーナス(アフロディーテ)が、愛らしい息子のキューピッド(クピド、アモル、エロス)と手を握っている、心あたたまるワンシーンが展開されています。 おりこうさんにしていて褒められているのか、またいたずらをして咎められているのか、何れにしても、にっこり笑みを誘います。 キューピッドの他にも、ヴィーナスのアトリビュート(持物)である、鳩や薔薇が刻まれております。 つがいの鳩も、薔薇も、愛の象徴です。 そもそも、キューピッドは、抽象的な愛の力であったものが、擬人化され、ヴィーナスの子どもとなりました。 このカメオは、愛そのものの表現を意図して刻まれたものです。 アゲートのブルー&ホワイトの清浄な色は、離れても、絵柄がはっきり見えます。 彫刻の凹凸は、ヴィーナスの方が高く、キューピッドを包み込む包容力を感じさせます。 握った手の指の向きを見ても、ヴィーナスの手がキューピッドの手を包んでいる事が分かります。 ヴィーナスの、高い胸、括れたウエスト、下腹のふくらみや、纏った衣を透して見えるハリのある太腿が、美しいです。 母を見上げるキューピッドは、ぽっちゃり子供体形で、背中の羽根をぱたぱたさせて喜んでいる様です。 愛の矢を入れる矢立も、斜め掛けしております。 愛の循環を、カルセドニー縁周りのグラデーションから、 神々しさを、虹色の見えるダイヤとプラチナの輝きから感じます。 裏面には、“R”のイニシャルが刻まれております。 カメオは、流行が盛んとなる18世紀から19世紀初期は、ゼウスやヘラクレス等英雄的・男性的なモチーフが多く、19世紀中期から後期は、ヴィクトリア女王即位の影響と言われるように、ギリシャ神話、妖精等優美で女性的なモチーフが好まれた様です。 カメオ好きのヴィクトリア女王は、イタリアから優秀なカメオ職人を召集したため、イギリス国内でも多くの優れたカメオが作られるに至った様です。 ※落下防止用シリコン製留具も一緒にお届け致します。 当店の商品は、全て、「安心・安全のヤマト運輸」にてお送り申し上げます。 通常は、宅急便を利用致しますが、当商品の様に、一梱包あたりの価格が30万円を超える場合は、当店負担にて保険を掛け「ヤマト便」を利用致します。 なお、上記「ヤマト便」でお送りする場合、代金引換払をご利用戴く事が出来ませんのでご了承の程お願い申し上げます。 |
ヴィーナスとキューピッド ハードストーン カメオ ダイヤ プラチナ ブローチ [53-23-2]
ヴィーナスとキューピッド ハードストーン カメオ ダイヤ プラチナ ブローチ
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販売価格: 900,000円(税別)
(税込: 990,000円)
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