ウエッジウッド　ティーポット　ジャスパーウェア　 [66-37-1]

 
現在では、僅かに生産されるのみのロイヤルブルーのジャスパーウェアです。
しかも、現在は、ソリッドカラーと呼ばれる、胎土に色素を含ませたものが主流ですが、当ティーポットは、胎土に色素を含ませず、外面を青等の色で覆ったディップドカラーと呼ばれる初期作品です。

本体内側のみ、光沢ある釉薬にて仕上げられています。蓋は内側もマットです。

シルバーの装飾は、マットなジャスパーウェア特有の風情に、キラリ輝く対極のイメージを加え、同時に高級感を添えます。

なかなか出会わないデザインのジャスパーウェア ティーポットです。

ウェッジウッドのジャスパーウェアならではの、絵柄のエッジがはっきり、くっきり、立体を感じさせる特徴が印象的です。

実際の色味は、落ち着いたロイヤルブルーですが、レンズを通すと、鮮やかに明るく写ってしまいます。

カメオの様な絵柄の様子をよくお伝えすべく、モードを変えてズームしてみましたので、ご堪能下さいませ。

古代ギリシャ・ローマ美術の形状や装飾をモチーフにすることの多いジャスパーウェアですが、当ジャグでも、物語がドラマティックに展開しております。

蓋に刻まれておりますのは、生命と豊穣、神の慈悲の象徴とされる葡萄の葉です。

洗練されたウエッジウッドのジャスパーウェアに、様々な発見があり、お楽しみ戴けるものと存じます。

同柄のビスケットバレル  http://www.antiques-everland.jp/product/705 とお揃えになりますと、一層素敵なティータイムになりますこと請け合いでございます。