品 番 | 56-6 |
年 代 | c.1830年(1838年〜刻印あり) |
製作国 | フランス パリ |
製作者 | ジャン・フランソワ・ヴェラ Jean Francois Veyrat(1832〜1840年操業) |
素 材 | 純銀(刻印:ミネルヴァ頭前に1=950銀)、黒檀 |
寸 法 | ショコラティエール W:15cm、D:9.5cm、H:14cm、重量:229g、容量:280ml ムシュワール 直径:3.2cm、長さ:18.5cm |
ひと言 | チョコレートと言えば、当時は、飲み物ココアでした。 食べる固形のチョコレートは、19世紀半イギリス人によって発明されましたが、飲み物にするのに都合の良い粉状のココアパウダーは、1828年頃、オランダ人、あのカスパルス・ヴァン・ホーテンが開発したそうです。 使い方は、ショコラティエールに材料を入れ、ムシュワールと呼ばれる棒を両手で挟み、錐揉み状に動かし、ココアパウダーを攪拌させます。 どうしたらこんなに可愛らしい格好を思いつくのか、ちょこんとした細い三つ脚に、ふっくらした下膨れのボディ、今にも歌い出しそうな嘴、ハンドルすら手を広げている様です。 アーティチョークのツマミに始まり、フリル、ドット、アカンサス、スクロール、リボンで結んだガーランド、小鳥さんが舞い、整列した羽根・・・心躍る文様が幾重にも重なる、喜び溢れる吉祥文。 花一つとっても、瑞々しい野の花々、小鳥さんは、肩の力を抜いてくれる可愛らしさがあり、自然主義的モチーフが心を軽やかにしてくれます。 こういった表現は、単に精緻な彫刻による部分と、打ち出したうえ、刻んで模様入れした部分から成り、立体感・躍動感を与え、強く心に響くものがございます。 エレガントでありながらユーモラス、一筋縄では行かないパリのエスプリを感じ、心擽られる意匠です。 さすがに1830年代に作られた木製品を、湯に浸けて使い続ければ腐りますので、当ムシュワールは、新品です。気持ちよくお使い戴けます。 起源だけに、チョコレート会社の社長さん達に人気のお品です。 当ショコラティエールは、本来は、エゴイストと呼ばれる、贅沢なお一人様用です。 その名のとおり独り占めなさっても、エスプレッソ並みに濃いものを仲むつまじくシェアなさりましても、愛満ちるひと時をお過ごし戴けるものと存じます。 当店の商品は、全て「安心・安全のヤマト運輸」にてお送り致します。 通常は、宅急便を利用致しますが、当商品の様に、一梱包あたりの価格が30万円を超える場合、当店負担にて保険を掛け「ヤマト便」を利用致します。お客様にご負担戴く送料は、通常の宅急便代のみです。 恐れ入りますが、「ヤマト便」では、代金引換払をご利用戴く事が出来ませんので、ご了承の程お願い申し上げます。 |
純銀 シルバー Jean Francois Veyrat ショコラティエール エゴイスト ムシュワール付 [56-6]
純銀 シルバー Jean Francois Veyrat ショコラティエール エゴイスト ムシュワール付
[56-6]
商品詳細