品 番 | 48-1-2 |
年 代 | 1896年〜1906年 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
製作者 | レノックス LENOX |
素 材 | ボーンチャイナ、純銀 |
寸 法 | ハンドル端〜カップ縁:7.8cm、高さ:6.5cm ×5個 |
ひと言 | レノックスは、1889年アメリカ合衆国にて誕生し、ホワイトハウスの食器に使われるなど、130年以上に渡り、優雅な生活を定義付けて参りました。 神秘的なラピスラズリを想い起こす瑠璃色。 ひんやりとした銀のガーランドとカルトゥーシュが取り巻き、溜息の出るクールビューティー。 ひとたび浴びる光の量が増すと、ガラス質特有の透き通る釉薬の、瑠璃色の深く、深く、奥に進む光に引きこまれ、他方、シルバーの確固たる輝きは、手前に向かって進み、目の前で何が起こっているのか理解しがたい不思議な錯覚を呼び起こすものです。 アールヌーヴォーやエドワーディアンと同一期に製作されたため、共通の美意識が流れ、可憐な花は、細やかな細工で生き生きと表現され、初々しくふくよかに咲いています。 エレガントかつマジカルな要素を含む六角形を基に、チャーミングに仕上げております。離れられなくなる様な引力がございます。
そもそも、シルバーオーバーレイは、1889年イギリス バーミンガムのオスカー・ピエール・エラルドが、純銀でガラスと磁器に装飾を施す、エレクトロプレーティングの画期的な技法を開発したのが始まりです。 1893年にアメリカ ニュージャージーのジョンH.シャーリングが、エラルド同様、エレクトロプレーティングで、シンプルに美しく仕上げる技法を編み出し、特許を取得しました。この技法は、裏側から見ても白色で、無期限に留まるという利点がありました。 シャーリングは、新技法を沢山の人々と共有した為、1895年迄には、ボヘミア、イタリア、フランス、イギリス、オーストラリアでは、素晴らしい作品が次々と生み出されました。 それに負けじと、アメリカ合衆国のメーカーも豊富に作り出す様になりました。1895年〜1920年代後半に掛けて、当時、上流家庭のピアノの存在の様に、シルバーオーバレイは優雅で特別な存在として位置付けられ、流行致しました。
「和」にも馴染みますので、五つ揃いということで和食にもどうぞ。
【参考商品】 シルバー ピアスト サルバ |
レノックス シルバーオーバーレイ 六角 カップ 5個セット [48-1-2]
レノックス シルバーオーバーレイ 六角 カップ 5個セット
[48-1-2]
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