品 番 | JT-H-4-1 |
年 代 | c.1970年代 |
製作国 | イギリス スタフォードシャー |
製作者 | トニー・ウッド Tony Wood (1754年創業 Ralph Woodにより) |
素 材 | 陶器 |
寸 法 | 幅:11.5cm、注ぎ口〜ハンドル端:21cm、高さ:13.5cm、底:10.5cm×10.5cm |
ひと言 | スタフォードシャーのウッド一家は、代々陶芸文化に200年以上貢献致しました。 Ralph Woodが1730年に陶芸を多角的に学び始め、1754年バーズレムにて独自の塩釉製品の製造を開始したのが発端となりました。 1865年にWood and Sonsを興し、地域の最大企業に拡大したThomas Francis Woodに至っては、バースレム市の市長をも務めました。 同社は、若手陶芸家の援助にも尽力しました。 かのSusie Cooperもその一人で、心和む可愛らしい作品たちは、同社の存在があったからこそ、多くの人々に喜びを届けることが出来たものと思われます。 Tony Woodは、1960年代初頭に、業務執行取締役となり、1970年代後期に会長兼業務執行取締役となりました。 この時期には、有名なトビージャグの生産は最高潮に達し、多くの新しいデザインが導入されました。 ご紹介の品は、大変レアな The International Collection の Russian Spire (ロシアの尖塔) です。 このシリーズは、様々な国の建築の特徴をデザインに反映したものです。 建築の特徴を、ティーポットに取り込むという、かなり無理のある企画の様でいて、ティーポットに愛着を覚えます。 「〇〇っぽい」雰囲気が、大変愛らしいです。 タマネギ形の尖塔は、瑞々しいターコイズカラーに濃厚なゴールドで、上から見ると、くるんと渦巻いた様に彩色されています。 屋根の形状は、側面は曲線を取り入れタマネギ形と統一感を持たせ、同時に、複雑に面を多く取り入れ、底、ハンドルは角を採用し、全体的に、心地よくバランスの取れたデザインとなっております。 壁面(側面)の撓みが、なんとも牧歌的です。 やさしいクリーム色の本体に、窓や扉も、尖塔や屋根の様に透明感のあるターコイズが際立ちます。 ドールハウスの様で、扉をノックするとどなたが顔を出すのか、胸が高鳴ります。 イギリスでは、ティーポットは、ティータイムの主役です。 集う人々の中心に、お気に入りのポットを据え、場を盛り上げます。 素敵なティータイムをお楽しみ下さいませ! |
トニー・ウッド ロシアの尖塔 RUSSIAN SPIRE ティーポット [JT-H-4-1]
トニー・ウッド ロシアの尖塔 RUSSIAN SPIRE ティーポット
[JT-H-4-1]
販売価格: 15,000円(税別)
(税込: 16,500円)
商品詳細