品 番 | JT-H-4-4 |
年 代 | c.1940年 |
製作国 | イギリス スタフォードシャー |
製作者 | ジェームス・サドラー James Sadler & Sons Ltd., (1882年創業) |
素 材 | 陶器 |
寸 法 | 幅:16cm、注ぎ口〜ハンドル端:22cm、高さ:17cm |
ひと言 | James Sadlerが、1882年にバースレムにて創業した製陶所です。 ティーポットを専門に製作する先駆者で、直ぐに、ジェームス・サドラーと言えば、「高品質で趣味が良い」という評判になりました。 当初は、“Brown Betty”として有名な、テラコッタ(レッドクレイ)にダークブラウンの釉薬を用いる、味と深みのある渋い作風でした。 ご紹介の品は、ホワイトクレイを用いた、大変エレガントなティーポットです。 カルーセル(メリーゴーラウンド)シェイプ、ベルシェイプと呼ばれる、華やかな形状です。 縦方向、縁回り、スカラップ型の金彩が、アクセントとなり、一層、美しい姿を引き立てます。 何と申しましても、ピンク色が、虹色、玉虫色、パール、オパレッセントの虹彩や光沢・・・光の加減によって、幻想的に輝き、移ろう様は、なんと美しいことでしょう。 この現象は、スズ釉による白色陶器に、銀・銅等金属や、金属酸化物を含む顔料の被膜を、低火度で再度焼成することにより、生じるのだそうです。 製作に、高度な技術と手数を要し、金属を用い製作コストも掛かり、高価なラスター彩ですが、ハンドルにクラックが見受けられるため、売切り価格です。 イギリスでは、ティーポットは、ティータイムの主役です。 集う人々の中心に、お気に入りのポットを据え、場を盛り上げます。 素敵なティータイムをお楽しみ下さいませ! |
ジェームス・サドラー ラスター彩 ピンク カルーセル ティーポット [JT-H-4-4]
商品詳細