T.G.Green コーニッシュウェア チーズ マフィン ディッシュ   [JT-H-12]

T.G.Green コーニッシュウェア チーズ マフィン ディッシュ   [JT-H-12]

販売価格: 10,000(税別)

(税込: 11,000)

商品詳細

品 番
JT-H-12
年 代
c.1930年 
製作国
イギリス ダービーシャー
製作者
ティー・ジー・グリーン   T.G.Green & Co.Ltd.,  (1864年創業) 
素 材
陶器
寸 法
直径:21.3cm、高さ:9cm
ひと言
 
Thomas Goodwin Greenが、Mary Tenniel(「不思議の国のアリス」のイラストレーターの姉妹)に振られたという片想いからすべてが始まりました。
失意のうちにオーストラリアに行き、建設業で成功を収めたところ、メアリーが心変わりしたため、イギリスに戻り、1862年に結婚しました
新婚旅行でスカーボローを訪れた際、グレスリー教会にて小さいながらも魅力的な陶器を手に入れました。
これが記念すべき製陶所設立への転機となりましたので、バックスタンプにグレスリー教会の図案が採用された所以です。
近代的で大規模な工場を設立しましたが、製造法については、伝統的なものが最良との信条でした。
 
1920年代初頭から、有名なブランド: CORNISHWARE の、象徴的な青と白のストライプ “E-Blue(エレクトリックブルー)” Banded Wares の製作を開始しました。
 
これの起源は、「コーニッシュ(コーンウォール地方の)空の青と、波頭の白」との、当時同社南イングランド代表の閃きによるものと言われております。
まるで小説にでも出てきそうな起源は、デザインについての、‘Blue of the Atlantic - White of the Cornish clouds - Glisten of the Sea (大西洋の青 - コーニッシュの雲の白 - 海の輝き)’(c.1938年チラシ掲載)という、広告により、ブランドのアイデンティティーの基礎となりました。
 
ストライプは、旋盤技術を駆使し、美しい青色の陶器の青い釉薬を一部削り取り、下の白い粘土生地を露出させるという旋削加工にて作られました。
 
光沢のある釉薬も相俟って、100年も持続する魅力で、各家庭に有る程の人気です。
 
確かに、指でなぞると、白いストライプが凹んでおり、単なるストライプペイントとは一線を画すスタイルがございます。
空気穴も、取っ手も、味わい深い指触りです。
懐かしい雰囲気の中に、スタイルがございます。
 
チラシで確認すると、Cheese Dish Round との商品名ですが、慣習的に、マフインウォーマーとしても用いられるようです。